日蓮正宗法華講開信寺支部より

ようこそ開信寺へ

御書研鑚の集い 妙法蓮華経に学ぶ 御書研鑚資料


妙法蓮華經 如来神力品第二十一


【妙法蓮華經如来神力品第二十一:みょうほうれんげきょうにょらいじんりきほんだいにじゅういち】
妙法蓮華經〔みょうほうれんげきょう〕 如来神力品第二十一〔にょらいじんりきほんだいにじゅういち〕




【爾時千世界。:にじせんせかい】
爾〔そ〕の時〔とき〕に、千世界〔せんせかい〕

【微塵等。:みじんとう】
微塵等〔みじんとう〕の

【菩薩摩訶薩。:ぼさつまかさつ】
菩薩摩訶薩〔ぼさつまかさつ〕の、

【従地涌出者。:じゅうじゆじゅつしゃ】
地〔じ〕より涌出〔ゆじゅつ〕せる者〔もの〕、

【皆於佛前。:かいおぶつぜん】
皆〔みな〕佛前〔ぶつぜん〕に於〔おい〕て、

【一心合掌。:いっしんがっしょう】
一心〔いっしん〕に合掌〔がっしょう〕し、

【瞻仰尊顔。:せんごうそんげん】
尊顔〔そんげん〕を瞻仰〔せんごう〕して、

【而白佛言。:にびゃくぶつごん】
佛〔ほとけ〕に白〔もう〕して言〔もう〕さく、

【世尊。:せそん】
...世尊〔せそん〕、

【我等於佛滅後。:がとうおぶつめつご】
...我等〔われら〕佛〔ほとけ〕の滅後〔めつご〕、

【世尊分身。:せそんふんじん】
...世尊〔せそん〕分身〔ふんじん〕

【所在国土。:しょざいこくど】
...所在〔しょざい〕の国土〔こくど〕、

【滅度之処。:めつどししょ】
...滅度〔めつど〕の処〔ところ〕に於〔おい〕て、

【當廣説此經。:とうこうぜっしきょう】
...當〔まさ〕に廣〔ひろ〕く此〔こ〕の經〔きょう〕を説〔と〕くべし。

【所以者何。:しょいしゃが】
...所以〔ゆえ〕は何〔いか〕ん。

【我等亦自。:がとうやくじ】
...我等〔われら〕も亦〔また〕自〔みずか〕ら、

【欲得是眞浄大法。:よくとくぜしんじょうだいほう】
...是〔こ〕の眞浄〔しんじょう〕の大法〔だいほう〕を得〔え〕て、

【受持。:じゅじ】
...受持〔じゅじ〕し、

【読誦。:どくじゅ】
...読誦〔どくじゅ〕し、

【解説。:げせっ】
...解説〔げせつ〕し、

【書写。:しょしゃ】
...書写〔しょしゃ〕して、

【而供養之。:にくようし】
...之〔これ〕を供養〔くよう〕せんと欲〔ほっ〕す。

【爾時世尊。:にじせそん】
爾〔そ〕の時〔とき〕に世尊〔せそん〕、

【於文殊師利等。:おもんじゅしりとう】
文殊師利等〔もんじゅしりとう〕の

【無量百千萬億。:むりょうひゃくせんまんのく】
無量百千萬億〔むりょうひゃくせんまんのく〕の

【旧住娑婆世界。:くじゅうしゃばせかい】
娑婆世界〔しゃばせかい〕に旧住〔くじゅう〕せる

【菩薩摩訶薩。:ぼさつまかさつ】
菩薩摩訶薩〔ぼさつまかさつ〕、

【及諸比丘。:ぎっしょびく】
及〔およ〕び諸〔もろもろ〕の比丘〔びく〕、

【比丘尼。:びくに】
比丘尼〔びくに〕、

【優婆塞。:うばそく】
優婆塞〔うばそく〕、

【優婆夷。:うばい】
優婆夷〔うばい〕と、

【天。:てん】
天〔てん〕、

【龍。:りゅう】
龍〔りゅう〕、

【夜叉。:やしゃ】
夜叉〔やしゃ〕、

【乾闥婆。:けんだつば】
乾闥婆〔けんだつば〕、

【阿修羅。:あしゅら】
阿修羅〔あしゅら〕、

【迦楼羅。:かるら】
迦楼羅〔かるら〕、

【緊那羅。:きんなら】
緊那羅〔きんなら〕、

【摩睺羅伽。:まごらが】
摩睺羅伽〔まごらが〕の

【人非人等。:にんぴにんとう】
人非人等〔にんぴにんとう〕の、

【一切衆前。:いっさいしゅぜん】
一切〔いっさい〕の衆〔しゅ〕の前〔まえ〕に於〔おい〕て、

【現大神力。:げんだいじんりき】
大神力〔だいじんりき〕を現〔げん〕じたもう。

【出廣長舌。:すいこうじょうぜつ】
廣長舌〔こうちょうぜつ〕を出〔いだ〕して、

【上至梵世。:じょうしぼんせ】
上梵世〔じょうぼんぜ〕に至〔いた〕らしめ、

【一切毛孔。:いっさいもうく】
一切〔いっさい〕の毛孔〔もうく〕より、

【放於無量。:ほうおむりょう】
無量〔むりょう〕

【無数色光。:むしゅしきこう】
無数〔むしゅ〕色〔しき〕の光〔ひかり〕を放〔はな〕って、

【皆悉遍照。:かいしつへんじょう】
皆〔みな〕悉〔ことごと〕く遍〔あまね〕く、

【十方世界。:じっぽうせかい】
十方世界〔じっぽうせかい〕を照〔てら〕したもう。

【衆寶樹下。:しゅほうじゅげ】
衆〔もろもろ〕の寶樹下〔ほうじゅげ〕の、

【師子座上諸佛。:ししざじょうしょぶつ】
師子座上〔ししざじょう〕の諸佛〔しょぶつ〕も、

【亦復如是。:やくぶにょぜ】
亦復〔またまた〕是〔かく〕の如〔ごと〕く、

【出廣長舌。:すいこうじょうぜつ】
廣長舌〔こうちょうぜつ〕を出〔いだ〕し、

【放無量光。:ほうむりょうこう】
無量〔むりょう〕の光〔ひかり〕を放〔はな〕ちたもう。

【釋迦牟尼佛。:しゃかむにぶつ】
釋迦牟尼佛〔しゃかむにぶつ〕、

【及寶樹下諸佛。:ぎゅうほうじゅげしょぶつ】
及〔およ〕び寶樹下〔ほうじゅげ〕の諸佛〔しょぶつ〕、

【現神力時。:げんじんりきじ】
神力〔じんりき〕を現〔げん〕じたもう時〔とき〕、

【満百千歳。:まんひゃくせんざい】
百千歳〔ひゃくせんざい〕を満〔まん〕す。

【然後還摂舌相。:ねんごげんしょうぜっそう】
然〔しか〕して後〔のち〕に、還〔かえ〕って舌相〔ぜっそう〕を摂〔おさ〕めて、

【一時謦欬。:いちじきょうがい】
一時〔いちじ〕に謦欬〔きょうがい〕し、

【倶共弾指。:くぐたんじ】
倶共〔とも〕に弾指〔たんじ〕したもう。

【是二音声。:ぜにおんじょう】
是〔こ〕の二〔ふた〕つの音声〔おんじょう〕、

【遍至十方。:へんしじっぽう】
遍〔あまね〕く十方〔じっぽう〕の

【諸佛世界。:しょぶつせかい】
諸佛〔しょぶつ〕の世界〔せかい〕に至〔いた〕って、

【地皆六種震動。:じかいろくしゅしんどう】
地〔じ〕皆〔みな〕六種〔ろくしゅ〕に震動〔しんどう〕す。

【其中衆生。:ごちゅうしゅじょう】
其〔そ〕の中〔なか〕の衆生〔しゅじょう〕と、

【天。:てん】
天〔てん〕、

【龍。:りゅう】
龍〔りゅう〕、

【夜叉。:やしゃ】
夜叉〔やしゃ〕、

【乾闥婆。:けんだつば】
乾闥婆〔けんだつば〕、

【阿修羅。:あしゅら】
阿修羅〔あしゅら〕、

【迦楼羅。:かるら】
迦楼羅〔かるら〕、

【緊那羅。:きんなら】
緊那羅〔きんなら〕、

【摩睺羅伽。:まごらが】
摩睺羅伽〔まごらが〕の

【人非人等。:にんぴにんとう】
人非人等〔にんぴにんとう〕、

【以佛神力故。:いぶつじんりきこ】
佛〔ほとけ〕の神力〔じんりき〕を以〔もっ〕ての故〔ゆえ〕に、

【皆見此娑婆世界。:かいけんししゃばせかい】
皆〔みな〕此〔こ〕の娑婆世界〔しゃばせかい〕の、

【無量無辺。:むりょうむへん】
無量無辺〔むりょうむへん〕

【百千萬億。:ひゃくせんまんのく】
百千萬億〔ひゃくせんまんのく〕の

【衆寶樹下。:しゅほうじゅげ】
衆〔もろもろ〕の寶樹下〔ほうじゅげ〕の、

【師子座上諸佛。:ししざじょうしょぶつ】
師子座上〔ししざじょう〕の諸佛〔しょぶつ〕を見〔み〕、

【及見釋迦牟尼佛。:ぎっけんしゃかむにぶつ】
及〔およ〕び釋迦牟尼佛〔しゃかむにぶつ〕、

【共多寶如来。:ぐたほうにょらい】
多寶如来〔たほうにょらい〕と共〔とも〕に

【在寶塔中。:ざいほうとうちゅう】
寶塔〔ほうとう〕の中〔うち〕に在〔ましま〕して、

【坐師子座。:ざししざ】
師子〔しし〕の座〔ざ〕に坐〔ざ〕したまえるを見〔み〕たてまつり、

【又見無量無辺。:うけんむりょうむへん】
又〔また〕、無量無辺〔むりょうむへん〕

【百千萬億。:ひゃくせんまんのく】
百千萬億〔ひゃくせんまんのく〕の

【菩薩摩訶薩。:ぼさつまかさつ】
菩薩摩訶薩〔ぼさつまかさつ〕、

【及諸四衆。:ぎっしょししゅ】
及〔およ〕び諸〔もろもろ〕の四衆〔ししゅ〕の、

【恭敬圍遶。:くぎょういにょう】


【釋迦牟尼佛。:しゃかむにぶつ】
釋迦牟尼佛〔しゃかむにぶつ〕を、①恭敬〔くぎょう〕し圍遶〔いにょう〕したてまつるを見〔み〕る。

【既見是已。:きけんぜい】
既〔すで〕に是〔これ〕を見〔み〕已〔おわ〕って、

【皆大歓喜。:かいだいかんぎ】
皆〔みな〕大〔おお〕いに歓喜〔かんぎ〕して、

【得未曾有。:とくみぞうう】
未曾有〔みぞう〕なることを得〔う〕。

【即時諸天。:そくじしょてん】
即時〔そくじ〕に諸天〔しょてん〕、

【於虚空中。:おこくうちゅう】
虚空〔こくう〕の中〔なか〕に於〔おい〕て、

【高声唱言。:こうしょうしょうごん】
高声〔こうしょう〕に唱〔とな〕えて言〔い〕わく、

【過此無量無辺。:かしむりょうむへん】
...此〔こ〕の無量無辺〔むりょうむへん〕

【百千萬億。:ひゃくせんまんのく】
...百千萬億〔ひゃくせんまんのく〕

【阿僧祇世界。:あそうぎせかい】
...阿僧祇〔あそうぎ〕の世界〔せかい〕を過〔す〕ぎて、

【有国名娑婆。:うこくみょうしゃば】
...国〔くに〕有〔あ〕り、娑婆〔しゃば〕と名〔な〕づく。

【是中有佛。:ぜちゅううぶつ】
...是〔こ〕の中〔なか〕に佛〔ほとけ〕有〔いま〕す。

【名釋迦牟尼。:みょうしゃかむに】
...釋迦牟尼〔しゃかむに〕と名〔な〕づけたてまつる。

【今為諸菩薩摩訶薩。:こんにしょぼさつまかさつ】
...今〔いま〕、諸〔もろもろ〕の菩薩摩訶薩〔ぼさつまかさつ〕の為〔ため〕に、

【説大乗經。:せつだいじょうきょう】
...大乗經〔だいじょうきょう〕の

【名妙法蓮華。:みょうみょうほうれんげ】
...妙法蓮華〔みょうほうれんげ〕・

【教菩薩法。:きょうぼさっぽう】
...教菩薩法〔きょうぼさっぽう〕・

【佛所護念。:ぶっしょごねん】
...佛所護念〔ぶっしょごねん〕と名〔な〕づくるを説〔と〕きたもう。

【汝等當深心随喜。:にょとうとうじんしんずいき】
...汝等〔なんだち〕當〔まさ〕に深心〔じんしん〕に随喜〔ずいき〕すべし。

【亦當禮拝供養。:やくとうらいはいくよう】
...亦〔また〕當〔まさ〕に、②

【釋迦牟尼佛。:しゃかむにぶつ】
...釋迦牟尼佛〔しゃかむにぶつ〕を②禮拝〔らいはい〕し供養〔くよう〕すべし。

【彼諸衆生。:ひしょしゅじょう】
彼〔か〕の諸〔もろもろ〕の衆生〔しゅじょう〕、

【聞虚空中声已。:もんこくうちゅうしょうい】
虚空〔こくう〕の中〔なか〕の声〔こえ〕を聞〔き〕き已〔おわ〕って、

【合掌向娑婆世界。:がっしょうこうしゃばせかい】
合掌〔がっしょう〕して、娑婆世界〔しゃばせかい〕に向〔むか〕って、

【作如是言。:さにょぜごん】
是〔かく〕の如〔ごと〕き言〔ことば〕を作〔な〕さく、

【南無釋迦牟尼佛。:なむしゃかむにぶつ】
...南無釋迦牟尼佛〔なむしゃかむにぶつ〕、

【南無釋迦牟尼佛。:なむしゃかむにぶつ】
...南無釋迦牟尼佛〔なむしゃかむにぶつ〕。

【以種種華香。:いしゅじゅけこう】
種種〔しゅじゅ〕の華香〔けこう〕、

【瓔珞幡蓋。:ようらくばんがい】
瓔珞〔ようらく〕、幡蓋〔ばんがい〕、

【及諸厳身之具。:ぎっしょごんじんしぐ】
及〔およ〕び諸〔もろもろ〕の厳身〔ごんじん〕の具〔ぐ〕、

【珍寶妙物。:ちんぼうみょうもつ】
珍寶〔ちんぼう〕、妙物〔みょうもの〕を以〔もっ〕て、

【皆共遥散。:かいぐようさん】
皆〔みな〕共〔とも〕に遥〔はる〕かに

【娑婆世界。:しゃばせかい】
娑婆世界〔しゃばせかい〕に散〔さん〕ず。

【所散諸物。:しょさんしょもつ】
所散〔しょさん〕の諸物〔しょもつ〕、

【従十方来。:じゅうじっぽうらい】
十方〔じっぽう〕より来〔きた〕ること、

【譬如雲集。:ひにょうんじゅう】
譬〔たと〕えば雲〔くも〕の集〔あつ〕まるが如〔ごと〕し。

【変成寶帳。:へんじょうほうちょう】
変〔へん〕じて寶帳〔ほうちょう〕と成〔な〕って、

【遍覆此間。:へんぶしけん】
遍〔あまね〕く此〔こ〕の間〔あいだ〕の

【諸佛之上。:しょぶっしじょう】
諸佛〔しょぶつ〕の上〔みうえ〕に覆〔おおわ〕う。

【于時十方世界。:うじじっぽうせかい】
時〔とき〕に十方世界〔じっぽうせかい〕、

【通達無礙。:つうだつむげ】
通達〔つうだつ〕無礙〔むげ〕にして、

【如一佛土。:にょいちぶつど】
一佛土〔いちぶつど〕の如〔ごと〕し。

【爾時佛告。:にじぶつごう】
爾〔そ〕の時〔とき〕に佛〔ほとけ〕、

【上行等菩薩大衆。:じょうぎょうとうぼさつだいしゅ】
上行等〔じょうぎょうとう〕の菩薩大衆〔ぼさつだいしゅ〕に告〔つ〕げたまわく、

【諸佛神力。:しょぶつじんりき】
...諸佛〔しょぶつ〕の神力〔じんりき〕は、

【如是無量無辺。:にょぜむりょうむへん】
...是〔かく〕の如〔ごと〕く無量無辺〔むりょうむへん〕

【不可思議。:ふかしぎ】
...不可思議〔ふかしぎ〕なり。

【若我以是神力。:にゃくがいぜじんりき】
...若〔も〕し我〔われ〕、是〔こ〕の神力〔じんりき〕を以〔もっ〕て、

【於無量無辺。:おむりょうむへん】
...無量無辺〔むりょうむへん〕

【百千萬億。:ひゃくせんまんのく】
...百千萬億〔ひゃくせんまんのく〕

【阿僧祇劫。:あそうぎこう】
...阿僧祇劫〔あそうぎこう〕に於〔おい〕て、

【為嘱累故。:いぞくるいこ】
...嘱累〔ぞくるい〕の為〔ため〕の故〔ゆえ〕に、

【説此經功徳。:せっしきょうくどく】
...此〔こ〕の經〔きょう〕の功徳〔くどく〕を説〔と〕かんに、

【猶不能尽。:ゆふのうじん】
...猶〔なお〕尽〔つく〕すこと能〔あた〕わじ。

【以要言之。:いようごんし】
...要〔よう〕を以〔もっ〕て之〔これ〕を言〔い〕わば、

【如来一切所有之法。:にょらいいっさいしょうしほう】
...如来〔にょらい〕の一切〔いっさい〕の所有〔しょう〕の法〔ほう〕、

【如来一切自在神力。:にょらいいっさいじざいじんりき】
...如来〔にょらい〕の一切〔いっさい〕の自在〔じざい〕の神力〔じんりき〕、

【如来一切秘要之蔵。:にょらいいっさいひようしぞう】
...如来〔にょらい〕の一切〔いっさい〕の秘要〔ひよう〕の蔵〔ぞう〕、

【如来一切甚深之事。:にょらいいっさいじんじんしじ】
...如来〔にょらい〕の一切〔いっさい〕の甚深〔じんじん〕の事〔じ〕、

【皆於此經。:かいおしきょう】
...皆〔みな〕此〔こ〕の經〔きょう〕に於〔おい〕て

【宣示顕説。:せんじけんせつ】
...宣示〔せんじ〕顕説〔けんぜつ〕す。

【是故汝等。:ぜこにょとう】
...是〔こ〕の故〔ゆえ〕に汝等〔なんだち〕、

【於如来滅後。:おにょらいめつご】
...如来〔にょらい〕の滅後〔めつご〕に於〔おい〕て、

【應當一心。:おうとういっしん】
...應當〔まさ〕に一心〔いっしん〕に

【受持。:じゅじ】
...受持〔じゅじ〕し、

【読誦。:どくじゅ】
...読誦〔どくじゅ〕し、

【解説。:げせっ】
...解説〔げせつ〕し、

【書写。:しょしゃ】
...書写〔しょしゃ〕し、

【如説修行。:にょせっしゅぎょう】
...説〔せつ〕の如〔ごと〕く修行〔しゅぎょう〕すべし。

【所在国土。:しょざいこくど】
...所在〔しょざい〕の国土〔こくど〕に、

【若有受持。:にゃくうじゅじ】
...若〔も〕しは受持〔じゅじ〕、

【読誦。:どくじゅ】
...読誦〔どくじゅ〕し、

【解説。:げせっ】
...解説〔げせつ〕し、

【書写。:しょしゃ】
...書写〔しょしゃ〕し、

【如説修行。:にょせっしゅぎょう】
...説〔せつ〕の如〔ごと〕く修行〔しゅぎょう〕すること有〔あ〕らん。

【若經巻所住之処。:にゃっきょうがんしょじゅうししょ】
...若〔も〕しは經巻〔きょうがん〕所住〔しょじゅう〕の処〔ところ〕、

【若於園中。:にゃくおおんちゅう】
...若〔も〕しは園中〔おんちゅう〕に於〔おい〕ても、

【若於林中。:にゃくおりんちゅう】
...若〔も〕しは林中〔りんちゅう〕に於〔おい〕ても、

【若於樹下。:にゃくおじゅげ】
...若〔も〕しは樹下〔じゅげ〕に於〔おい〕ても、

【若於僧坊。:にゃくおそうぼう】
...若〔も〕しは僧坊〔そうぼう〕に於〔おい〕ても、

【若白衣舎。:にゃくびゃくえしゃ】
...若〔も〕しは白衣〔びゃくえ〕の舎〔いえ〕にても、

【若在殿堂。:にゃくざいでんどう】
...若〔も〕しは殿堂〔でんどう〕に在〔あ〕っても、

【若山谷曠野。:にゃくせんごっこうや】
...若〔も〕しは山谷〔せんごく〕曠野〔こうや〕にても、

【是中皆應。:ぜちゅうかいおう】
...是〔こ〕の中〔なか〕に皆〔みな〕、

【起塔供養。:きとうくよう】
...應〔まさ〕に塔〔とう〕を起〔た〕てて供養〔くよう〕すべし。

【所以者何。:しょいしゃが】
...所以〔ゆえ〕は何〔いか〕ん。

【當知是処。:とうちぜしょ】
...當〔まさ〕に知〔し〕るべし、

【即是道場。:そくぜどうじょう】
...是〔こ〕の処〔ところ〕は即〔すなわ〕ち是〔こ〕れ道場〔どうじょう〕なり。

【諸佛於此。:しょぶつおし】
...諸佛〔しょぶつ〕此〔ここ〕に於〔おい〕て、

【得阿耨多羅三藐三菩提。:とくあのくたらさんみゃくさんぼだい】
...阿耨多羅三藐三菩提〔あのくたらさんみゃくさんぼだい〕を得〔え〕、

【諸佛於此。:しょぶつおし】
...諸佛〔しょぶつ〕此〔ここ〕に於〔おい〕て、

【転於法輪。:てんのほうりん】
...法輪〔ほうりん〕を転〔てん〕じ、

【諸佛於此。:しょぶつおし】
...諸佛〔しょぶつ〕此〔ここ〕に於〔おい〕て、

【而般涅槃。:にはつねはん】
...般涅槃〔はつねはん〕したもう。

【爾時世尊。:にじせそん】
爾〔そ〕の時〔とき〕に世尊〔せそん〕、

【欲重宣此義。:よくじゅうせんしぎ】
重〔かさ〕ねて此〔こ〕の義〔ぎ〕を宣〔の〕べんと欲〔ほっ〕して、

【而説偈言:にせつげごん】
偈〔げ〕を説〔と〕いて言〔のたま〕わく、

【諸佛救世者:しょぶっくせしゃ】
...諸佛〔しょぶつ〕救世者〔くせしゃ〕

【住於大神通:じゅうおだいじんづう】
...大神通〔だいじんづう〕に住〔じゅう〕して

【為悦衆生故:いえっしゅじょうこ】
...衆生〔しゅじょう〕を悦〔よろこ〕ばしめんが為〔ため〕の故〔ゆえ〕に

【現無量神力:げんむりょうじんりき】
...無量〔むりょう〕の神力〔じんりき〕を現〔げん〕じたもう

【舌相至梵天:ぜっそうしぼんでん】
...舌相〔ぜっそう〕梵天〔ぼんてん〕に至〔いた〕り

【身放無数光:しんぽうむしゅこう】
...身〔み〕より無数〔むしゅ〕の光〔ひかり〕を放〔はな〕って

【為求佛道者:いぐぶつどうしゃ】
...佛道〔ぶつどう〕を求〔もと〕むる者〔もの〕の為〔ため〕に

【現此希有事:げんしけうじ】
...此〔こ〕の希有〔けう〕の事〔じ〕を現〔げん〕じたもう

【諸佛謦欬声:しょぶつきょうがいしょう】
...諸佛〔しょぶつ〕謦欬〔きょうがい〕の声〔みこえ〕

【及弾指之声:ぎゅうたんじししょう】
...及〔およ〕び弾指〔たんじ〕の声〔みおと〕

【周聞十方国:しゅもんじっぽうこく】
...周〔あまね〕く十方〔じっぽう〕の国〔くに〕に聞〔きこ〕えて

【地皆六種動:じかいろくしゅどう】
...地〔じ〕皆〔みな〕六種〔ろくしゅ〕に動〔どう〕ず

【以佛滅度後:いぶつめつどご】
...佛〔ほとけ〕の滅度〔めつど〕の後〔のち〕に

【能持是經故:のうじぜきょうこ】
...能〔よ〕く是〔こ〕の經〔きょう〕を持〔たも〕たんを以〔もっ〕ての故〔ゆえ〕に

【諸佛皆歓喜:しょぶつかいかんぎ】
...諸佛〔しょぶつ〕皆〔みな〕歓喜〔かんぎ〕して

【現無量神力:げんむりょうじんりき】
...無量〔むりょう〕の神力〔じんりき〕を現〔げん〕じたもう

【嘱累是經故:ぞくるいぜきょうこ】
...是〔こ〕の經〔きょう〕を嘱累〔ぞくるい〕せんが故〔ゆえ〕に

【讃美受持者:さんみじゅじしゃ】
...受持〔じゅじ〕の者〔もの〕を讃美〔さんみ〕すること

【於無量劫中:おむりょうこうちゅう】
...無量劫〔むりょうこう〕の中〔なか〕に於〔おい〕てすとも

【猶故不能尽:ゆこふのうじん】
...猶故〔なお〕尽〔つく〕すこと能〔あた〕わじ

【是人之功徳:ぜにんしくどく】
...是〔こ〕の人〔ひと〕の功徳〔くどく〕は

【無辺無有窮:むへんむうぐう】
...無辺〔むへん〕にして窮〔きわま〕り有〔あ〕ること無〔な〕けん

【如十方虚空:にょじっぽうこくう】
...十方〔じっぽう〕の虚空〔こくう〕の

【不可得辺際:ふかとくへんざい】
...辺際〔へんざい〕を得〔う〕べからざるが如〔ごと〕し

【能持是經者:のうじぜきょうじゃ】
...能〔よ〕く是〔こ〕の經〔きょう〕を持〔たも〕たん者〔もの〕は

【則為已見我:そくいいけんが】
...則〔すなわ〕ち為〔こ〕れ已〔すで〕に我〔われ〕を見〔み〕

【亦見多寶佛:やっけんたほうぶつ】
...亦〔また〕多寶佛〔たほうぶつ〕

【及諸分身者:ぎっしょふんじんしゃ】
...及〔およ〕び諸〔もろもろ〕の分身者〔ふんじんしゃ〕を見〔み〕

【又見我今日:うけんがこんにち】
...又〔また〕我〔わ〕が今日〔こんにち〕

【教化諸菩薩:きょうけしょぼさつ】
...教化〔きょうけ〕せる諸〔もろもろ〕の菩薩〔ぼさつ〕を見〔み〕るなり

【能持是經者:のうじぜきょうじゃ】
...能〔よ〕く是〔こ〕の經〔きょう〕を持〔たも〕たん者〔もの〕は

【令我及分身:りょうがぎゅうふんじん】
...我〔われ〕及〔およ〕び分身〔ふんじん〕

【滅度多寶佛:めつどたほうぶつ】
...滅度〔めつど〕の多寶佛〔たほうぶつ〕をして

【一切皆歓喜:いっさいかいかんぎ】
...一切〔いっさい〕皆〔みな〕歓喜〔かんぎ〕せしめ

【十方現在佛:じっぽうげんざいぶつ】
...十方〔じっぽう〕現在〔げんざい〕の佛〔ほとけ〕

【并過去未来:びょうかこみらい】
...并〔なら〕びに過去〔かこ〕未来〔みらい〕

【亦見亦供養:やっけんやっくよう】
...亦〔また〕は見〔み〕亦〔また〕は供養〔くよう〕し

【亦令得歓喜:やくりょうとっかんぎ】
...亦〔また〕は歓喜〔かんぎ〕することを得〔え〕せしめん

【諸佛坐道場:しょぶつざどうじょう】
...諸佛〔しょぶつ〕道場〔どうじょう〕に坐〔ざ〕して

【所得秘要法:しょとくひようほう】
...得〔え〕たまえる所〔ところ〕の秘要〔ひよう〕の法〔ほう〕

【能持是經者:のうじぜきょうじゃ】
...能〔よ〕く是〔こ〕の經〔きょう〕を持〔たも〕たん者〔もの〕は

【不久亦當得:ふくやくとうとく】
...久〔ひさ〕しからずして亦〔また〕當〔まさ〕に得〔う〕べし

【能持是經者:のうじぜきょうじゃ】
...能〔よ〕く是〔こ〕の經〔きょう〕を持〔たも〕たん者〔もの〕は

【於諸法之義:おしょほうしぎ】
...諸法〔しょほう〕の義〔ぎ〕

【名字及言辞:みょうじぎゅうごんじ】
...名字〔みょうじ〕及〔およ〕び言辞〔ごんじ〕に於〔おい〕て

【楽説無窮尽:ぎょうせつむぐうじん】
...楽説〔ぎょうせつ〕窮尽〔ぐうじん〕無〔な〕きこと

【如風於空中:にょふうおくうじゅう】
...風〔かぜ〕の空中〔くうちゅう〕に於〔おい〕て

【一切無障礙:いっさいむしょうげ】
...一切〔いっさい〕障礙〔しょうげ〕無〔な〕きが如〔ごと〕くならん

【於如来滅後:おにょらいめつご】
...如来〔にょらい〕の滅後〔めつご〕に於〔おい〕て

【知佛所説經:ちぶっしょせっきょう】
...佛〔ほとけ〕の所説〔しょせつ〕の經〔きょう〕の

【因縁及次第:いんねんぎゅうしだい】
...因縁〔いんねん〕及〔およ〕び次第〔しだい〕を知〔し〕って

【随義如實説:ずいぎにょじっせつ】
...義〔ぎ〕に随〔したが〕って實〔じつ〕の如〔ごと〕く説〔と〕かん

【如日月光明:にょにちがつこうみょう】
...日月〔にちがつ〕の光明〔こうみょう〕の

【能除諸幽冥:のうじょしょゆみょう】
...能〔よ〕く諸〔もろもろ〕の幽冥〔ゆうみょう〕を除〔のぞ〕くが如〔ごと〕く

【斯人行世間:しにんぎょうせけん】
...斯〔こ〕の人〔ひと〕世間〔せけん〕に行〔ぎょう〕じて

【能滅衆生闇:のうめつしゅじょうあん】
...能〔よ〕く衆生〔しゅじょう〕の闇〔やみ〕を滅〔めっ〕し

【教無量菩薩:きょうむりょうぼさつ】
...無量〔むりょう〕の菩薩〔ぼさつ〕をして

【畢竟住一乗:ひっきょうじゅういちじょう】
...畢竟〔ひっきょう〕して一乗〔いちじょう〕に住〔じゅう〕せしめん

【是故有智者:ぜこうちしゃ】
...是〔こ〕の故〔ゆえ〕に智〔ち〕有〔あ〕らん者〔もの〕

【聞此功徳利:もんしくどくり】
...此〔こ〕の功徳〔くどく〕の利〔り〕を聞〔き〕いて

【於我滅度後:おがめつどご】
...我〔わ〕が滅度〔めつど〕の後〔のち〕に於〔おい〕て

【應受持斯經:おうじゅじしきょう】
...應〔まさ〕に斯〔こ〕の經〔きょう〕を受持〔じゅじ〕すべし

【是人於佛道:ぜにんのぶつどう】
...是〔こ〕の人〔ひと〕佛道〔ぶつどう〕に於〔おい〕て

【決定無有疑:けつじょうむうぎ】
...決定〔けつじょう〕して疑〔うたがい〕有〔あ〕ること無〔な〕けん



ページのトップへ戻る