日蓮正宗法華講開信寺支部より

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2019年(令和元年) 10月22日


1. 朝焼けの糸島富士
2. 水に浮かぶ鳥
3. 玄界灘
4. 夕焼けに染まる糸島富士

巻頭言 間違った宗教の怖ろしさについて


日蓮大聖人は、立正安国論に於いて、天変地異や疫病飢饉によって国が乱れるのは、間違った宗教によってであると強く主張されています。
その逆に正しい宗教である正法(法華経)が広まれば、国が栄え安国になると言われています。
さらにその正しい正法を信じずに誹謗中傷し続ければ国内での内乱(自界叛逆難)と外国との戦争(他国侵逼難)が必ず起こると予言されています。
ひるがえって戦後の日本を顧〔かえり〕みれば、その正法である日蓮正宗がかつてない興隆をして、日本も戦争のない平和国家として、日本国民も暮らしが豊かになり、かつてない繁栄を手にしたのでした。
しかし、その日本も戦前は、間違った国家神道という宗教に国家を蹂躙〔じゅうりん〕されて戦争へと突き進んでしまったのでした。
その国家神道とは、国家機関である内務省の神社局が定めた国家による天皇を神とする宗教です。
確かに戦前においても大日本帝国憲法で信教の自由が守られていました。
しかし、時の政府は「神道は宗教ではない」という詭弁を弄〔ろう〕し、国家神道と国家が主宰する神社を他の宗教の上に置いて、その憲法上の信教の自由は、天皇を神とする国家神道を認めた上でのものであって、事実上、「天皇を神とする臣民の義務に背かぬ限り」においてと国家神道を国民に強制していました。
また、戦争を遂行する為に戦争で亡くなった英霊を祭るとして靖國神社に特別な地位と特権を与えていました。
一方、この当時には、そんな国家権力に迎合して日蓮主義と呼ばれる国家主義が台頭〔たいとう〕し跋扈〔ばっこ〕していました。
日蓮主義とは、題目(南無妙法蓮華経)の力で東南アジアに天皇が支配する大帝国を作ることを目指す八紘一宇と言うとんでもない狂った思想でした。
その二つの勢力が結びついて日本国民を泥沼の戦争に巻き込み、遂に日本全土が焦土と化してしまったのです。
そして今また、その二つの勢力が亡霊のように日本にはびこりはじめています。
かつての天皇を中心とした国家体制を悔い改めて作られたはずの象徴天皇制の日本国憲法を踏みにじり、ふたたび靖國神社に総理大臣をはじめ多くの大臣が公式に参拝をし、さらに天皇をはじめ皇族が公然と伊勢神宮に参拝をし、ふたたび戦争が出来る天皇を中心とした国家体制、国家神道の道を模索〔もさく〕し始めています。
さらに創価学会をはじめ題目を唱える多くの邪宗邪義の輩〔やから〕がそのような国家像を持つ政府におもねり、そのことに反対する勢力を敵視して自らの組織の力を誇示しているのです。
そして、あらゆる機会を使って、まるで国民が神社に参拝して柏手〔かしわで〕を打つのがあたりまえであるように思わせ、さらには、題目を唱える新興宗教が信者を洗脳して、そんな国家主義を推し進めているのです。
まさに悪夢のような戦前の組み合わせが、今現在、この日本で進みつつあるのです。
日蓮大聖人の仏法は、そんな、ちっぽけな島国の日本だけにとどまるようなものではなく、一閻浮提〔いちえんぶだい〕(全世界)に開かれた一切衆生(全民衆)を根底から救っていく実に壮大なるものなのです。
そして大石寺の奉安堂に御安置されている本門戒壇の大御本尊こそ、その日蓮大聖人の仏法そのものであり、私達、末法の衆生が敬うべき、唯一無二の正しい本尊なのです。
その大御本尊を敬わず、無視し敵視する宗教、間違った思想こそ、国家が滅びる原因であり、国民が不幸になる元凶なのです。
それが先の大戦の惨憺〔さんたん〕たる結果であった事実を私達は、知るべきなのです。
その事を、いま、私達は、世間の人々に強く主張しています。
皆さんも一日も早く、この事実を学び、目を開いて人々に教えて参りましょう。

(2019-03-06)


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