ようこそ開信寺へ
開信寺・歳時記 【平成三十年 七月度】
あなたも開信寺の行事に参加しませんか。
日因上人遠忌に参加して
日因上人弟250回遠忌法要に開信寺から、代表登山をさせていただきました。
いつもは団体登山をしてきましたが、今回はひとり登山なので少し不安もありましたが、無事お山に着いたのでほっとしました。
その後、登山事務所へ行くように聞いていたので受付にいきました。南九州の案内表示しかないので、とりあえずそちらに行ってみました。着物姿の若い所化さんが受付カウンターにいました。その方を見ると大きな目で肌が少し黒く東南アジア系の方でした。私は、大変おどろきましたが、その方が日本語で「九州はどこですか?」「所属寺院の名前は?」「あなたのお名前は?」と声をかけてきました。とっても上手な日本語で動作も素早く封筒をさっと渡してくれました。この方は、日蓮正宗の僧侶になる為に毎日厳しい修行をしておられるのだと考え「頑張ってください」と声をかけました。その若い所化さんは、にこにこと笑顔を返してくれました。これから色々な国の御僧侶が日蓮正宗に誕生することを楽しみにしています。
それから宿坊でゆっくりとくつろぎました。
御開扉は13時30分開始なので、私は、早めに坊を出て1時間待つつもりで奉安堂に行きましたが、すでに奉安堂の前には、かなりの人が並んでいました。すぐにその後に並んで曇り空を眺めていると、後ろから私の肩をトントンと叩く人がいました。それで振り返るとそれは、若い五人の海外信徒さんの中の一人でした。その女性が自分のスマホを渡したので私もピンときて彼女達をそのスマホで写真を2、3枚撮ってあげました。明るく陽気な彼女達にどこから来たのか気になったのでとっさに「come う~ from ん~ courtry?」と尋ねましたが、こんな英語じゃ通じないよねと思っていたら、ちゃんとインドネシアと答えてくれました。変な英語でも海外の信徒さんと通じることができたので嬉しくて私も彼女たちを記念に撮らせてもらいました。次に会うときは英語で挨拶だけでも覚えようと思いました。
そして大御本尊様にお目通りしてきました。外に出ると大勢の海外信徒さんが奉安堂をバックに石段で記念撮影をしていました。こんなにたくさんの海外信徒さんが日因上人遠忌法要に参加されていることに大変驚きました。
それから客殿に移動し、布教講演、御逮夜法要、日如上人猊下の献膳、読経、唱題つ続き、参加者全員の焼香で日因上人の報恩謝徳を申上げました。11日の法要は17時に終りました。
12日、丑寅勤行に参加しました。客殿に入るとやはり海外信徒さんが大勢参加されていました。私の前に東南アジアの四人の男性が正座して待っていました。周りを見渡すとアフリカの人、アジアの人、欧米の人がほんとに多数参加されていました。丑寅勤行は、たいへん早いスピードで唱えますが海外信徒さんもほんとに正確に唱えられていました。このような海外信徒さんの純粋な信心をまのあたりにして自分の信心の姿勢を見直しました。
日因上人は、七歳の時、妙法寺に上がられて体力力量が優れていて学問を好み読書に精励された方で弟31世御法主上人猊下になられました。また五重塔を手掛けられて1749年6月に完成し日因上人大導師の元、開眼供養の法要をされ、信徒のために教化育成に御尽力され83歳で御遷化されました。
五重塔の御本尊は西を向いています。それは、釈迦仏法が西から東の日本に伝えられ、日蓮大聖人の仏法が西に向って広宣流布することを示されています。
今回は、たくさんの世界の信徒さんに会うことができて意義深い法要と感じました。私も海外の信徒さんたちに負けないように頑張っていきます。
広布推進会
7月15日、広布推進会(本佛寺)に行って来ました。
今日は、すご~く暑いです。本堂では、すべての冷房と扇風機で対応して下さいましたが、この大きな本堂でも入り切れないほどの人で中へ中へと詰めていき、熱気がものすご~いです。
そんな中、以前に私が6月1日の新聞の中で体験発表の記事(写真つき)を見て、感動して会いたいと思っていた方が、ふっと横を見ると隣に座っておられました。
びっくりして思わず「新聞に載っていた方ですよね。」と訊ねました。
すると「はい、顔が出ちゃったから、やっぱりわかりますよね~」と云われました。
それから短い時間でしたが、初対面なのにやさしい顔で一生懸命「御本尊様が必ず見て下さってますから、それを信じて絶対あきらめないで折伏する事が大切です。必ずご縁がありますから」と色々とご指導して下さいました。私は、今日の日を忘れないで、いつかご報告が出来る様に頑張ろうと思いました。
そして台湾御親修ビデオ放映、幹部の指導。すばらしい二人(女性)の体験などを通して自行化他にわたる信心が最も大切だという事を再度思いました。
帰りの車中では新しいメンバーで初の広布推進会、また初の本佛寺の方をまじえて、先輩の御書の話を聞く事ができ大変盛り上がりました。