日蓮正宗法華講開信寺支部より

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開信寺・歳時記 【令和二年 七月度】

あなたも開信寺の行事に参加しませんか。

七月度 御講

7月12日、雨がそぼ降る中、久しぶりに御講に参加出来ました。
御尊師様の導師で勤行、題目の後、御書「曽谷殿御返事」の大意と本文の説明、日如上人の御指南の話がありました。
「曽谷殿御返事」は「成仏用心抄」と称され、「夫れ法華経第一方便品に云く諸仏の智慧は甚深無量なり云々、釈に云く境淵無辺なる故に甚深と云い智水測り難き故に無量と云うと、抑此の経釈の心は仏になる道は豈境智の二法にあらずや、されば境と云うは方法の体を云い智と云うは自体顕照の姿を云うなり」と本門戒壇の大御本尊に御法主上人猊下が題目を唱える御姿を境智冥合の御姿であると言われ「総別の二義」等重要な法義が説かれています。
今起きている新型コロナや豪雨災害を「罰」や「謗法」のせいと思ってしまいますが、日如上人は「もし謗法を見て、折伏もせずにそのままにしておけば、確かに波風は立たないし、誰も襲ってはきません」と言われています。
世間では何も起こらない事が良い事の様に言われ、謗法を見て聞いても何もしなければ何も起こらず、平々凡々と暮していけます。しかし正しく折伏をして、この世の中の利権を享受する者達から、大変な迫害を受けられたのが日蓮大聖人なのです。 「謗法を責めずして成仏を願はば火の中に水を求め水の中に火を尋るが如くなるべしはかなし・はかなし、何に法華経を信じ給うとも謗法あらば必ず地獄にをつべし」
謗法を折伏しなければ自分自身が必ず信じなくなると云う事を言われているのだと思いました。

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