日蓮正宗法華講開信寺支部より

ようこそ開信寺へ

平成30年総本山、御霊宝虫払大法会に参加して

(ごれいほうむしばらいだいほうえ)


4月6日、満開の桜も散り、花冷えする本山に到着し、桜の花の絨毯を踏みしめながら奉安堂の御開扉へと向いました。


奉安堂に入ると海外信徒600余名、日本全国から4900名の参加者。スペイン、スリランカ、台湾、韓国等々から。特に目を引いたのは、韓国のチョゴリに身を包み高貴な宮廷の女官に見える女性の姿は、とてもきれいでした。
御開扉が始まり猊下様が大御本尊様への御虫払いされるお姿は、今迄に目にした事がないものでした。
そのお姿に大勢の方々が感動され涙を流されていました。

翌、4月7日、客殿にて御宝蔵から重要文化財である大聖人様御真筆の紙幅の御本尊様26幅を始め日興上人様、日目上人様、歴代の御上人様の御本尊様60幅が大客殿に広げられて700余年の歳月を経てこの場で私達信徒が目に出来る瞬間でした。



そして次は、御真翰(ごしんかん)披露。これは、大聖人様真筆の御手紙、重要なる書の数々、700点余りの御宝物がお披露されました。
これがお虫払い法要の全容でした。
布教講演にて大阪の妙輪寺御尊師様から「須弥山に近づく鳥は金色となる」

人間界に生を受け3000年に一度咲く優曇華(うどんげ)の華に逢うがごとき、皆様は、全世界を代表して本日この御虫払い登山に参加されたのですとのお言葉や数々の御指導を頂きました。


渇仰恋慕の思いで海外から御登山された方々を思うと私達、日本国内からの御登山は、容易いものですね。
小雨の初日富士山は、見えませんでしたが海外の方々と法要が終り下山する時は、残雪の残る霊峰富士に見送られ帰路に着きました。
宗内にとっての二大行事に当るこの御虫払法要に皆様、来年こそは是非御参加して下さいね!!




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