日蓮正宗法華講開信寺支部より

みんなの広場 【2023年】


ようこそ開信寺へ


2023/09/30 06:30
慶祝記念支部総登山
日蓮大聖人御聖誕八百年慶祝記念支部総登山に、9月4日~5日の一泊二日で参加させていただきました。
初日4日12時に福岡市の玄関口である博多駅に開信寺の御住職共々講員が集合し、13時過ぎの新幹線で、総本山大石寺に向けて出発しました。
新型コロナウィルス流行もあり、私は4年間登山することが出来ませんでしたので、日蓮大聖人御聖誕八百年の記念すべき年に支部登山が再開され、開信寺の皆さんと登山できることを大変うれしく思いました。
一方久しぶりの団体行動に、かなり緊張もしていましたが、静岡までの長い新幹線の旅も、お昼の駅弁を食べたり談笑している間に緊張感もほぐれ、静岡県新富士駅に着いたのは、18時過ぎで、あたりはかなり暗くなっていました。
新型コロナウィルスの影響で、まだ大石寺宿坊には泊まれない為、新富士駅からタクシーで10分程の真新しいホテルに宿泊しました。
ホテルは、大浴場もあり、ゆっくり過ごすことが出来ました。
翌日5日は、朝食後9時には予約していたタクシーにそれぞれ便乗し、10時には大石寺に到着。
山門を通り寂日坊(じゃくにちぼう)に入って、荷物を置いて休ませていただきました。
塔中の寂日坊は、第二祖日興上人が定めた六人の僧の一人「寂日坊日華(にっけ)」によって、大石寺が開創された正応3年(西暦1290年)に建立されました。
特に江戸時代には、歴代の御住職が総本山の代官を務められたことが多かった為、代官坊とも称され、その格式を表すものとして門が朱色に塗られています。
本堂中央の御宝前には、第17世日精上人が認められた常住御本尊が御安置され、珍しいことに客殿同様に、御本尊様の両脇に日蓮大聖人と日興上人の御影の像が安置されています。
これは、仏宝である日蓮大聖人、法宝である本尊、僧宝である日興上人の御姿をもって三宝を顕されているのだろうと思いました。
現在の建物は、昭和59年(1984年)に日顕上人の代に再建新築された建物です。
御開扉の時間までは、三々五々それぞれ買い物に出て行ったり、休んだりして過ごしました。
午前中は日差しがきつく暑かったのに、昼過ぎには空模様が怪しくなってきましたが、13時の御開扉の為寂日坊を出て、奉安堂へ石畳を歩いて行きました。
奉安堂に入場すると真ん中あたりに着座することが出来ました。
咳払い一つでも響くような中で、しばらくすると、御僧侶方が着座され、唱題が始まり、須弥壇の扉が開かれると、本門戒壇の大御本尊の御姿が顕れました。
日如上人猊下の題目を唱えられる声でピーンと緊張感が張りつめました。
方便品・寿量品・自我偈、唱題と終わり、日如上人猊下を御見送りした後、奉安堂を出る時に宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年記念品として総本山の大銀杏で作られた御念珠をいただきました。
奉安堂の階段で開信寺支部の記念写真を撮って、塔中「寂日房」に戻る間に小雨が降りだし、荷物を受け取って、待っていたタクシーに乗り込み、新富士駅へと向かいました。
かなり車が渋滞していて16時過ぎの博多へ帰る新幹線に間に合うのかとヒヤヒヤしましたが、無事帰りの新幹線に乗車出来てホッとしました。
長旅と思っていましたが、後は福岡へ向けて新幹線の車中でゆっくり座っているだけになり、福岡博多駅に19時過ぎには到着し、そのまま駅で解散となりました。
私は今回の登山で、いつでも登山出来るとあまりにも簡単に考えていたのではないか。
そもそも日如上人猊下の大慈大悲の御心で、本門戒壇の大御本尊に会うことが出来ていることへの感謝の気持ちが疎かになっていたのではないか。
本門戒壇の大御本尊によって末法の衆生が即身成仏出来るという功徳の大きさを、あまりにも簡単に考えていたのではないかと反省させられました。
家に帰り、毎日の勤行では、この気持ちを思い返し、御本仏日蓮大聖人そして日如上人猊下への御報恩感謝を申し上げたいと思います。


2023/03/22 13:30
三月十二日に御講の後、三年ぶりに「第三十一回法華講開信寺支部総会」が開催されました。新型コロナウイルスが落ち着いてきたせいか、参加者で開信寺本堂もほぼ埋まっていました。題目三唱後、開会の辞・会計報告と進み、各部長挨拶が行われました。再開された支部総登山の説明が登山部長からあり、婦人部長からは新型コロナウイルスの様子を見ながら訪問折伏を中心に活動を行うとの事でした。青年部長・少年部長からは新型コロナウイルスの影響が大きく、行事が出来なかったと話がありましたが、少年部ではそれを踏まえ、今年の目標を"行動出来る少年部"と定めたと説明がありました。その後、新しく講頭になられた中村さんから各地区の役員の紹介があり、「新型コロナウイルスの影響がまだまだ残る現状なので、役員中心の家庭訪問で折伏を推進したいと思いまが、講員の方々全員の協力をお願います。」と、新講頭の抱負を述べられました。最後に指導教師指導として、開信寺御住職より「須臾山に近づく鳥は金色に輝くと言われています。我々は本門戒壇の大御本尊に会うという大利益に遇している、日々折伏を行い功徳を積んで行きましょう」との指導を受け、支部総会は終了しました。




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