日蓮正宗法華講開信寺支部より

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2020年(令和2年) 12月24日


1. 大石寺宝物殿

以前は、富士美術館として昭和48年(西暦1973年)5月3日開館し、日蓮大聖人とは、なんの関係もない中国の陶磁器や日本の浮世絵など東洋美術を主に展示していましたが、創価学会の離反により平成20年(西暦2008年)に閉鎖され、現在は、宝物殿として使用されています。

2. 大石寺御経蔵

この建物は、立て札に「元禄十年(西暦1697年)二十四世日永上人の時代に建立されました。300年の星霜を経て、漸〔ようや〕く朽廃〔きゅうはい〕したため、昭和48年(西暦1973年)十月、現在の場所へ移転、新築したものである。唐様〔からよう〕も取り入れた入母屋二層、屋根は銅棧葺 〔どうせんぶき〕で、内部には御書車(輪蔵=回転式書架)がしつらえてあり、明本一切経が格納されている。」と表示されている通り、第66世日達上人の時代に建立されたもので、建坪124平方メートル、高さは13.3メートル、朱塗唐風の入母屋造りで、屋根は銅葺〔どうぶき〕、内部には回転式の書架である御書庫が設置されており、明本一切経が格納されています。また、御経蔵の裏手には、建立された第24世日永上人、第26世日寛上人、第28世日詳上人、そして、再建新築された第66世日達上人の御歴代のお墓があります。

3. 客殿の下駄箱

この客殿は、日興上人以来、現御法主上人猊下に至るまで、代々の御法主上人猊下が毎朝、丑寅〔うしとら〕の刻に日本乃至全世界の人々の平和や幸福〔しあわせ〕を願い、広宣流布の御祈念をされる丑寅勤行をはじめ、総本山での二大法要の一つである御霊宝〔ごれいほう〕虫払〔むしばらい〕大法会〔だいほうえ〕、また彼岸〔ひがん〕会、盂蘭盆〔うらぼん〕会、広布唱題会等、一年を通して様々な法要儀式が執り行われる重要な建物です。

4. 五重塔

仏教寺院の塔の起源は、釈尊滅後に弟子などが仏の舎利(骨)を安置するために建立したのが始まりです。塔には、仏に対する報恩と信仰の象徴という深い意義があります。また、本宗の塔が五重であるのは、日蓮大聖人が阿仏房御書(御書792頁) に「妙法蓮華経より外に宝塔なきなり。法華経の題目宝塔なり、宝塔又南無妙法蓮華経なり。」と説とかれるように、宝塔を妙法蓮華経の五字と解釈された為です。



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