日蓮正宗法華講開信寺支部より

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2021年(令和3年) 12月17日


1. 黎明
2. 正月の開信寺
3. 雨に煙る糸島富士
4. 開信寺の門

巻頭言 幸福で生き甲斐のある人生のために


私達の生きる世界は、様々な苦しみで満ちています。生苦(生きる事の苦しみ)、老苦(老いて心身ともに精力が衰えてゆく苦悩)、病苦(病のため、心身に苦悩を生すること)、死苦(死を迎える苦しみ)。これらの四つの苦悩(四苦)を解決する為には、文明の発達や人の努力だけで解決できるものではありません。四苦を解決できるのが真の仏教なのです。多くの宗教は、この問題に目を背け、解決の糸口すら提供できず、現世利益を追い求め、宗教に無知な人々を騙し続けているのです。宗教の正邪を見抜くには、文証、理証、現証という三証があります。
文証(一つの教義または主張が、いかなる経典、文献によっているかの文書、記録などの証拠)理証(文書、経典などが論理的に矛盾しない正しい道理に基づいたものであること)現証(教義を実践したときに、説かれているとおりの内容が現実生活の上に証明されるかどうか)
私たちが御本仏と仰ぐ日蓮大聖人は、御書(御手紙)に於いて、仏法は道理であると仰せになっています。また道理で負ければその人の弟子になるとまで仰っています。しかし日蓮大聖人を道理で屈服させた者は全くいませんでした。日蓮大聖人の仏法こそ三証に照らして絶対に間違いのない宗教なのです。そして一切衆生に、この仏法を命懸けで弘められたのは、ただ日蓮大聖人、御一人です。大聖人の御一生は一切衆生の苦悩を解決する法華経を弘める為に苦難の連続でした。その中でも首を斬られようとした竜の口の法難が最も大きな出来事でした。この竜の口の法難以降、大聖人は、御本尊様を顕されるようになります。そして熱原の法難で多くの信者が命をも顧みず題目を唱える姿を知られて一閻浮提(全世界)総与の本門戒壇の大御本尊を書き顕されたのです。この御本尊が日蓮正宗総本山、富士大石寺の奉安堂に御安置されている三大秘法の本門戒壇の大御本尊です。私たちは、生老病死の四苦を解決し日蓮大聖人が顕された御本尊を敬い題目を唱え讃嘆し、三証に於いて絶対に間違いのない人生を謳歌できるのです。あなたも日蓮正宗の正しい信仰に基づいて意義あるものにしてみませんか。ともに確信に満ちた人生を歩みましょう。
どうぞ開信寺に一度お話を聞きに来てください。お待ちしています。

(2019-03-06)



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