御書研鑚の集い 御書研鑽資料
崇峻天皇御書 10 人の振舞いこそ大切
第九章 人の振舞いこそ大切
【一代の肝心は法華経、】
釈迦一代の説法の肝心は法華経なのです。
【法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり。】
そして、法華経の修行の肝心は、不軽品なのです。
【不軽菩薩の人を敬ひしはいかなる事ぞ。】
不軽菩薩が人々、ひとりひとりを敬ったと云うのは、どう言うことなのでしょうか。
【教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞ひにて候ひけるぞ。穴賢穴賢。】
教主釈尊の出世の本懐は、人としての振舞いを説くことなのです。
【賢きを人と云ひ、はかなきを畜という。】
振舞いにおいて、賢いものを人と云い、愚かなものを畜生と云うのです。
【九月十一日 日蓮花押】
九月十一日 日蓮花押
【四条左衛門尉殿御返事】
四条左衛門尉殿御返事