御書研鑚の集い 御書研鑽資料
富木常忍御消息文 07 富木殿御返事
【富木殿御返事 文永七年 四九歳】富木殿御返事 文永7年 49歳御作
【白米〔しらよね〕一ほかひ〔行器〕本斗〔ほんと〕六升たしかに給び候。】
白米〔しらよね〕を入れた曲げ物一つ、公式の量で六升を、確かに頂戴致しました。
【ときれう〔斎料〕も候はざりつるに悦び入り候。】
ちょうど、食料も尽きたところであり、大変、有難く、喜ばしく思っております。
【何事も見参〔げんざん〕にて申すべく候。】
すべては、御会いしてから、申し上げます。
【乃時 花押】
乃時 花押
【富木殿】
富木殿へ